1. こんな場面、心当たりありませんか
夕方18時。仕事帰りにドラッグストアの棚の前で固まる。
プロテインの種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない。
「ダイエット向け」と書かれたパッケージだけでも5個以上並んでいます。
値段を見ると、1食60円くらいのものから200円近いものまでばらつきがあります。
とりあえず一番目についたものを買ってみたけれど、味が合わず棚の奥にしまい込んだ。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
私自身、5年ほどいろいろなプロテインを試してきました。正直、合う合わないは体質や生活リズムでかなり変わる、というのが実感です。
この記事では、ダイエットも兼ねてプロテインを取り入れたい女性向けに、実際に飲んで比較した6商品を紹介します。
2. 先に伝えておきたいこと:この記事が向いていない人
比較を始める前に、先に外しておきたい人がいます。
- 筋トレをがっつりやっていて、とにかく高タンパクを安く摂りたい人
→ この記事はダイエット目的中心の紹介なので、筋トレ向けの大容量・高コスパ商品は範囲外です。 - 乳製品にアレルギーがある人
→ ホエイプロテインは牛乳由来です。体質によっては合わないことがあるので、成分表示は事前に確認しておくと安心です。 - 「置き換えダイエット」として1食まるごと置き換えたい人
→ 今回紹介するのは栄養補助のためのプロテインです。食事の置き換え専用商品ではありません。
該当する方は、別のジャンルの商品を探した方が近道かもしれません。
3. 選ぶときに見るべき基準は3つ
いろいろ試してきて、最終的にこの3つに落ち着きました。
① タンパク質の種類(ホエイかソイか)
牛乳から作られる「ホエイプロテイン」は吸収が早めで、運動後に向いていると言われています。大豆から作られる「ソイプロテイン」は吸収がゆっくりで、腹持ちが良いと感じる人が多い印象です。間食代わりに使う人も見かけます。
② 1食あたりのカロリーと糖質
ダイエット目的なら、1食100kcal前後、糖質5g以下を一つの目安にすると選びやすいです。甘さが強い商品は、糖質も高めな傾向があります。
③ 溶けやすさと味の続けやすさ
どんなに成分が良くても、続けられなければ意味が薄れてしまいます。シェイカーで溶けにくい、後味が気になる。これは継続の壁になりやすいポイントです。
4. 6商品比較表
| 商品名 | タイプ | 1食あたり価格目安 | カロリー目安 | タンパク質量目安 | 甘さ | 溶けやすさ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ザバス ミルクプロテイン | ミルクプロテイン | 約150円 | 約50kcal | 約10g | 控えめ | ◎ |
| アルプロン ソイプロテイン | ソイ | 約60円 | 約80kcal | 約13g | ほぼ無し | △ |
| マイプロテイン インパクトホエイ | ホエイ(WPC) | 約50円 | 約103kcal | 約21g | やや強い | ○ |
| VALX ホエイプロテインWPI | ホエイ(WPI) | 約140円 | 約115kcal | 約25g | ちょうど良い | ◎ |
| ビーレジェンド ホエイプロテイン | ホエイ(WPC) | 約90円 | 約120kcal | 約20g | 強め | ○ |
| タンパクオトメ | ホエイ&ソイ(ブレンド) | 約170円 | 約56kcal | 約12g | 控えめ(天然甘味料) | ○ |
※価格・数値は購入時期や店舗によって変わります。あくまで目安としてご覧ください。
※WPC(ホエイプロテインコンセントレート)は比較的安価に作られる一般的なホエイプロテインです。WPI(ホエイプロテインアイソレート)は乳糖などをより多く取り除いたぶん、価格が上がりやすいタイプです。例えるなら、WPCが「普通のフィルターコーヒー」、WPIが「よりクリアに抽出したコーヒー」というイメージに近いかもしれません。
5. 商品ごとのレビュー
ザバス ミルクプロテイン(脂肪0・乳酸菌入り)
良い点
- 1食50kcalとカロリーが低め
- コンビニやドラッグストアで手に入りやすい
- 牛乳のような優しい味で、違和感が少ない
気になる点
- 1本あたりの価格はやや高め
- 商品によっては常温保存できず、冷蔵が必要な場合がある
- まとめ買いしてストックするタイプの人には不向き
朝の時間がない日にコンビニで買って、そのまま飲んだことが何度もあります。ただ冷蔵コーナーに置いてある商品だったので、置き場所には少し迷いました。
向いている人:とにかくカロリーを抑えたい人、コンビニで手軽に買いたい人。
アルプロン ソイプロテイン
良い点
- 1食あたり60円前後とかなり安い
- 大容量パックで届くので、買い物の手間が減る
- 無添加や無調整タイプなど、選択肢が豊富
気になる点
- そのままだと大豆の風味が強く、苦手な人もいる
- シェイカーでしっかり振らないとダマになりやすい
- フレーバー付きでも甘さは控えめなので、甘い物好きには物足りないことがある
牛乳で割ることでかなり飲みやすくなりました。水だけだと、豆乳が苦手な人には少しきついかもしれません。
向いている人:コストを抑えて続けたい人、豆乳や大豆製品に抵抗がない人。
マイプロテイン インパクトホエイプロテイン
良い点
- セールを狙えば1食50円を切ることもある
- フレーバーの種類がとにかく多い
- ホエイなのにソイより安く買えることが多い
気になる点
- 海外からの発送のため、届くまで1〜2週間かかることがある
- 香料が強めで、人工的な甘さが苦手な人もいる
- 1食あたりのカロリーはこの中ではやや高め
セール時にまとめ買いしたところ、届くまで10日ほどかかったことがあります。急ぎで欲しいタイミングには向かない場合もあります。
向いている人:コスパを最優先したい人、フレーバー選びを楽しみたい人。
VALX ホエイプロテインWPI
良い点
- WPIタイプなので溶けやすく、後味がすっきりしている
- タンパク質量が1食25g前後と多め
- 乳糖不使用で、お腹の調子を崩しにくいと感じる人が多い印象
気になる点
- 価格は今回の中でもやや上位
- 味の種類は他社に比べると少なめ
- 甘さは控えめなので、甘い系プロテインを期待すると物足りなく感じるかもしれない
お腹が弱く、他の商品で調子を崩したことがある身としては、比較的安心して続けられました。もちろん感じ方には個人差があると思います。
向いている人:お腹の調子が気になる人、タンパク質量を重視したい人。
ビーレジェンド ホエイプロテイン
良い点
- ジュース感覚で飲めるフレーバーが多い
- 溶けやすく、シェイカーでサッと混ざる
- パッケージがポップで、続けるモチベーションになりやすい
気になる点
- 甘さがしっかりめなので、糖質を気にする人には合わない場面もある
- 1食あたりのカロリーは120kcal前後とこの中では高め
- 毎日続けていると、甘さに飽きてくる時期があった
味の満足度は高かったのですが、毎日飲んでいたら途中で甘さが重く感じ、他の商品と交互に飲むようにしました。
向いている人:味を楽しみながら続けたい人、初めてプロテインに挑戦する人。
タンパクオトメ
良い点
- ホエイとソイのWブレンドで、葉酸や鉄、ビタミンB群などの美容成分も一緒に摂れる
- 砂糖・人工甘味料不使用で、羅漢果由来のナチュラルな甘さ
- 抹茶、チャイ、ピーチ、バナナなどフレーバーの種類が豊富
気になる点
- 甘さがかなり控えめなので、しっかり甘いプロテインを期待すると物足りなく感じることがある
- 1食あたりの価格は今回の中でも高めの部類
- 主力商品は260gの袋タイプで、外出先に持ち運ぶにはスプーンでの計量や小分けの手間がかかる
抹茶味を水で溶いて飲んでみましたが、思っていたよりさっぱりした甘さで、プロテイン特有の甘ったるさが少なく感じました。ただ普段甘めのプロテインに慣れていると、最初は少し物足りなく感じるかもしれません。
向いている人:美容成分もまとめて摂りたい人、甘さ控えめの飲み物が好きな人。
6. 使い方別のおすすめ
- とにかく安く続けたい場面 → アルプロン、マイプロテイン
- お腹の調子や成分にこだわりたい場面 → VALX
- 甘い物欲を満たしながら置き換えたい場面 → ビーレジェンド、ザバス
- 外出先や職場に持ち運びたい場面 → ザバス
- 運動後にしっかりタンパク質を補いたい場面 → VALX、ビーレジェンド
- 美容成分もまとめて摂りたい場面 → タンパクオトメ
同じ「ダイエット目的」でも、朝食代わりにしたいのか、間食を置き換えたいのか、運動後に飲みたいのかで、合う商品は変わってくる印象です。
7. まとめ
6商品を比較しましたが、どれか一つが万能というわけではありませんでした。
価格を取るか、飲みやすさを取るか、成分を取るか。
優先順位によって、選ぶべき商品は変わってきます。
まずは少量パックやお試しサイズがある商品から試してみて、自分の生活リズムに合うかどうかを確かめてみるのも一つの方法です。


コメント